東洋医学って?
こんにちは!方南町ふれあい整骨院です!
みなさん、東洋医学ってご存知ですか?最近テレビでお見掛けすることが多いかと思われます。
今回は東洋医学についてお話していきます!
東洋医学とは中国やインドなどのアジア地域で発祥した、伝統医学の総称です。鍼灸・あん摩・漢方などを用い、心身全体のバランスを整え、本来その人の身体の内にある自然治癒力を高め、病気や症状の改善を目指します。東洋医学では病気や症状を把握するために、「脈診」、「舌診」、「腹診」などを行います。
脈診とは、手首にある橈骨動脈の拍動を診ます。脈拍の強さや速さ、形や脈の打ち方などを診ます。脈拍が速い場合、風邪を引いていたり熱があったりします。脈が細い場合、栄養不足や睡眠不足などが考えられます。脈の種類は28個あります。なので身体の様々な状態が脈でわかります。
舌診とは、舌の色や形、大きさや乾燥度合いを診ます。舌の色が暗い赤色や紫色の場合、「血お」といい、血の巡りが滞っている可能性が考えられます。冷えや運動不足が原因なので、適度に運動をすると改善されます。舌が分厚く、周囲に歯形がついている場合、「痰湿」といい、本来なら体外に排出されるべき不要な水分が身体の中に溜まってしまった状態が考えられます。「痰湿」が原因で頭痛やめまい、手足のむくみや腹痛が起こってしまう可能性があります。飲酒や甘味の摂りすぎで起こるので、摂りすぎには注意しましょう。
腹診とは、腹部の硬さや温度、乾燥の程度、汗の有無などを診ます。また、腹直筋の緊張度や弛緩度、圧痛や抵抗感なども診ます。肋骨の下の季肋部に痛みや抵抗感、不快感がある場合、「胸脇苦満」が考えられます。「胸脇苦満」はストレスや不安感、呼吸器や消化器の炎症で生じます。
東洋医学では脈診、舌診、腹診を使用し、病気や症状をおおまかに把握して鍼灸治療に生かすことがあります。
鍼灸治療で上記の病気や症状が改善されることがあります!お困りの方や気になった方はぜひご相談ください!