肩の外側が痛む!QLSが原因かも?
こんにちは!方南町ふれあい整骨院です!
肩の外側が痛い方に向けてQLSシンドロームについてお話します!
QLSとは
QLS(Quadrilateral Space)は肩の小円筋、大円筋、上腕三頭筋長頭、上腕骨によって構成される四辺形の空間です。
その空間を腋窩神経、後上腕回旋動静脈が通ります。
何らかの原因でQLSが狭小化し、これらの組織が圧迫されることでQLSシンドロームが発生します。
QLSシンドロームとは?
QLSシンドローム(Quadrilateral Space Syndrome)が起こる原因として、QLSを構成する筋肉の緊張、柔軟性の低下によるQLSの狭小化→それによる神経圧迫が多いとされています。
主な症状としては以下のようなものがあります
①肩や腕の痛み
腋窩神経が絞扼されるため、その支配領域である肩の外側や腕に痛みが現れることが多いです。
②しびれや知覚異常
同様に腋窩神経が絞扼されるため、腕や肩の外側に痺れや感覚の異常が生じることがあります。
③筋力低下
腋窩神経が支配する三角筋の機能低下が起こることがあり、それにより肩や腕の筋力が低下することがあります。
④腕を上げる動作の困難
QLSを構成する筋肉の筋緊張や、痛み、三角筋の筋力低下により肩が挙げづらくなることがあります。
症状が重いと高い所にあるものをとれない、髪を上手く洗えない、着替えが辛いなど日常生活に支障をきたす場合があります。
QLSシンドロームのセルフケア方法
セルフケアではQLSを構成する筋肉をほぐしたり、ストレッチ、温めたりして筋緊張を緩和することをオススメします。
無理に動かさず、伸ばせる範囲でストレッチをしたり、上腕三頭筋(二の腕の部分)など届くところをほぐしたりするようにしましょう!
症状が強い場合は我慢せず当院にご連絡ください!
