内側上顆炎
こんにちは!
方南町ふれあい整骨院です!
今回は内側上顆炎について話していきたいと思います!
肘の内側上顆炎は、上腕骨内側上顆炎周囲などに痛みを生じる疾患です。
原因は指や手関節を反らす動きの繰り返しによる筋肉の付着するところの
炎症が起こると言われています。
料理をする人や重い物を持つ仕事、テニス、ゴルフなどのスポーツに伴う発症が多いです。
40~60歳代に多く、利き腕に発症される方がとても多いです。
治療
まずは肘のアライメントを診ていきます。
肘関節は、上腕骨と橈骨、尺骨で作られます。
屈伸運動では上腕骨、橈骨、尺骨のアライメントがズレることで
痛みを感じるケースがございます。
肘の位置の確認方法として、ヒューター三角と言って
肘頭、内側上顆、外側上顆を結んだ三角形になっているか、
肘を伸ばした際、肘頭、内側上顆、外側上顆が一直線になっているか評価していきます。
肘の外反する筋の筋力低下
内側上顆炎になりやすい特徴として肘外反アライメントが多いです。
肘関節伸展時、上腕骨に対して前腕が外に向いている状態のことを言います。
肘周りの怪我や骨折などで肘の変化や個人差がございます。
外反アライメントの場合、浅指屈筋や尺側手根屈筋などの緊張が高くなり
その結果、上腕骨外側上顆へのストレスとなり発症に繋がります。
これらの筋の筋力低下があると、スポーツや日常生活において
使いすぎになり発症のリスクが上がります。
肘を曲げた状態で軽くこぶしを作り、手関節を掌屈、尺屈といった動作を
繰り返しやり筋力強化を行っていきます。
内側上顆に付着する前腕屈筋群、回内筋群の柔軟性
内側上顆炎に関係する主な筋は浅指屈筋、尺側手根屈筋、円回内筋などが挙げられます。
これらの筋が硬くなると内側上顆付着部の摩擦や筋によって引っ張られるストレスになり
発症の原因に繋がります。
これらの筋の走行に合わせてストレッチや手技で柔軟性をつけていきます。
またこれらの筋を押しながら肘関節屈伸、手関節掌屈、前腕回内外を行うことで
筋肉が緩み改善されることがございます。
当院では手技療法のほかに超音波治療などがございます!
けがにより損傷した組織や細胞などに直接的にアプローチができ
早期回復を促していきます。
内側上顆炎でお悩みの方、お身体の不調を抱えている方、お気軽にご相談ください!
