肩こりに鍼灸治療は効く?
こんにちは!方南町ふれあい整骨院です!
今回は鍼灸治療は肩こりに効くのかご説明致します!
結論、鍼灸治療は肩こりに効きます!!
まず、肩こりについてご説明致します。
肩こりは、姿勢の悪さや極度の筋緊張(筋肉が常に収縮)などが原因で起こり、それに伴って痛みや張り感、だるさ、悪化すると頭痛や吐き気などを伴います。筋緊張が常に起こっていると、血流が悪くなり、老廃物が溜まり、痛みなどの症状が発症してしまいます。
次に鍼灸治療についてご説明致します。鍼灸治療は、血流の流れを良くしたり、筋緊張を緩和してくれたり、さまざまな効果があると研究でわかっています。
鍼灸治療によって軸索反射というものが体内で起こります。メカニズムは、
①鍼やお灸が皮膚表面、筋肉などに刺激を与える。
②神経組織である軸索が、鍼やお灸の刺激を中枢神経(脳や脊髄)に伝える。
③伝える際に、神経伝達物質(サブスタンスP、CGRPなど)が分泌される。
④神経伝達物質は、血行を促進する働きがある。
⑤血行が促進されることにより、痛み物質(ブラジキニンやヒスタミンなど)が排除され、痛みが緩和される。
というものです。
鍼やお灸で軸索反射が起こっているか判断するには、皮膚表面が赤くなっているかで判断できます。 これをフレア反応と言います。フレア反応は鍼灸治療をした箇所で起こり、毛細血管が拡張して血流が良くなっているので赤く反応がでます。
以上のことから、肩こりに鍼灸治療が効くことがわかります!!
鍼灸治療をどのように行うか、基本的には肩の筋肉の硬くなっている部分(硬結部)に行います。
鍼はとても細く丈夫なものを使用します。髪の毛ぐらいの細さで、注射針よりも10分の1のサイズなので痛みが少なく治療できます。また鍼管というものを用い、鍼がたわまないようにスムーズに刺すので痛みが少ないです。
お灸は主にせんねん灸というものを使用します。せんねん灸は別名を隔物灸といい、お灸と皮膚の間に台座があります。これにより温度を調節することができ、やけども起こらず安全に治療できます。
鍼灸治療は痛いイメージがありますが、現代の鍼灸治療はとても改良されており、痛みが少なく安全に治療を行えるようになっております。また国家資格を持っていないと日本では鍼灸治療ができないので、知識のある人が必ず治療を行うので安全に受けられます。肩こりで悩んでいる方、興味のある方はぜひ受けてみてください!