腱鞘炎について
こんにちは!方南町ふれあい整骨院です!
今回は、手や指が痛くなる「腱鞘炎(けんしょうえん)」について、原因や症状、日常でできる対策まで、分かりやすく解説していきます。
腱鞘炎ってどんな病気?
腱鞘炎とは、筋肉と骨をつないでいる「腱(けん)」と、それを包んでいる「腱鞘(けんしょう)」が炎症を起こす状態のことをいいます。特に、手首や指をよく使う人に起こりやすいのが特徴です。
腱鞘炎の主な原因
腱鞘炎は、使いすぎ(オーバーユース)が大きな原因です。たとえば…
・パソコンやスマホの長時間使用
・子育てでの抱っこやお世話
・ピアノ、ギターなどの楽器演奏
・スポーツや家事での繰り返し動作
これらが続くと、腱と腱鞘がこすれ合って炎症を起こし、痛みや腫れが出てきます。
どんな症状が出るの?
・手首や親指の付け根がズキズキ痛む
・指や手を動かすと引っかかる感じがする
・腫れて熱っぽく感じる
・朝起きたときにこわばりを感じる
特に有名なのが「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」という腱鞘炎の一種で、親指の腱が炎症を起こします。
腱鞘炎の対策・治し方
・安静にする
とにかく使いすぎないことが大事!
サポーターやテーピングで固定すると楽になります。
・冷やす・温める
痛みが強いときは冷やす、慢性的な場合は温めると血行が良くなります。
・ストレッチやマッサージ
無理のない範囲で筋肉をほぐしてあげましょう。
・病院に行く
我慢せず、整形外科や整骨院で診てもらうことも大切。
状態によっては注射や手術が必要なこともあります。
予防のポイント
・長時間同じ動作を続けない
・パソコンやスマホの姿勢を見直す
・こまめなストレッチを習慣に
・手を冷やさないようにする(特に冬場)
まとめ
腱鞘炎は「ちょっとした手の痛み」から始まりますが、放っておくと日常生活にも支障が出てしまいます。
早めの対策と予防で、手や指をいたわってあげましょう。
もし気になる症状がある方は、無理せず医療機関に相談してください。