肘の外側の痛み
こんにちは!
方南町ふれあい整骨院です!
今回は外側上顆炎について話していきたいと思います!
肘の外側上顆炎は、肘の外側にある上顆と呼ばれる部分に発生する炎症です。
肘の関節を支える骨の一部であり、肘の動きを円滑にする役割を果たしています。
この炎症は、主に肘の外側にある上顆の周りの組織が炎症を起こすことで発生します。
主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると考えられています。
原因
使いすぎ:肘を頻繁に使う作業やスポーツなどで、上顆に負担がかかることが原因となります。
外傷:肘に直接的な衝撃や怪我があった場合、その結果として炎症が発生することがあります。
関節リウマチ:関節リウマチという自己免疫疾患が原因で、
肘の関節全体に炎症が広がることがあります。
症状
痛み:肘の外側に痛みを感じることが多く、特に動かすときに強くなることがあります。
腫れ:上顆周辺が腫れて硬くなることがあります。
熱感:炎症が起こると、触れると暖かく感じることがあります。
動きの制限:痛みや腫れにより、肘の動きが制限されることがあります。
診断
身体検査:医師が肘を触診し、痛みや腫れの程度を確認します。
画像診断:X線やMRIなどの画像診断を行い、上顆の状態を確認します。
検査法
トムゼンテスト:患者さんには肘を伸ばしたまま手関節を曲げるようにして、
抵抗をかけて手関節を伸ばしてもらう。
中指伸展テスト:患者さんに肘を伸ばしたまま中指を上から押さえるのに抵抗をかけて、
中指を伸ばしてもらう。
治療
休養:肘の使用を控え、炎症を抑えるために休養を取ります。
理学療法:専門の理学療法士による運動療法やマッサージが行われます。
手術:重度の場合、手術によって上顆の状態を改善することがあります。
予防
肘の外側上顆炎を予防するためには、以下のような対策が有効です
適切な姿勢と動作:肘を使う際には、適切な姿勢と動作を心がけます。
ストレッチ:定期的に肘のストレッチを行い、柔軟性を保ちます。
適度な休息:肘を頻繁に使う場合は、適度な休息を取り入れます。
肘の外側上顆炎は、適切な対策と治療を行うことで改善することが多いです。
症状が続く場合や悪化する場合は、医師に相談することも重要です。