腕を上げると肩の前側が痛い!
こんにちは!
そんな症状で来院される患者さんが多いです。
腕を前に上げる・物を持つと痛む場合に多いのがこれです。
筋トレのベンチプレスや腕立て伏せをよくする人にも多いです。
腕の前側の筋肉である力こぶの腱が炎症を起こした状態で
使いすぎや、猫背の姿勢が原因になりやすい
肩峰下インピングメント症候群
肩を横に上げる途中でひっかかるや痛むなどという場合は
肩の中で筋や腱が挟まり、炎症が起きてしまう状態です。
特定の角度(特に肩の高さ付近)で痛くなる放っておくと肩全体の動きが悪くなることもあります。
大胸筋の柔軟性低下
胸の筋肉が硬くなると、肩が前に引っ張られて肩の前側に負担がかかります。
特にデスクワークの人に多いです。
また、猫背姿勢でさらに悪化しやすいので注意が必要です。
肩関節周囲炎
いわゆる四十肩、五十肩のことです。
40〜60代で、肩の前側〜腕の外側にかけて痛む場合は
五十肩のはじまりというパターンもよくあります。
主に髪を結ぶ動作や結帯動作など腕を後ろに回す動きが特にしんどくなるのが特徴です。
四、五十肩は炎症期、拘縮期、解氷期に分けられ
それぞれの時期によって治療が異なり早期改善を図ります。
日常で気をつけること
なるべく猫背姿勢にならないようにする
肩が前に丸まると、前側の腱に負担がかかり続けます。
椅子に深く座り、背中を少し伸ばすだけでも楽になります。
また痛みが激しい時は無理に動かさず
痛みが徐々に軽減した際に痛みのでない範囲で動かすと早期改善に繋がります。
治療
まず炎症がある時期には炎症の鎮静化を目的で徒手療法やハイボルトなどで炎症を抑えます。
上腕二頭筋腱炎など、明らかな炎症がある場合は無理な施術は逆効果になります。
肩の痛みの多くは、肩甲骨の動きが悪いことが原因の一つです。
周囲の筋肉(前鋸筋・僧帽筋・小胸筋など)を緩め、
肩がスムーズに動くよう可動域をあげていきます。
また巻き肩・猫背は肩の前側の負担を増やす要因で
胸の筋肉を緩めたり、背中の筋肉をうまくつかえるようにさせて
姿勢を整えていきます。
このような症状で悩んでいる方はお気軽にご相談ください。
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