腕まくらで手が動かなくなる!?
こんにちは!方南町ふれあい整骨院です!
今日は橈骨神経の障害についてお話します!
腕まくらで手が動かなくなる!?
腕枕で腕の神経が圧迫されることにより橈骨神経麻痺が生じることがあります。
通称ハネムーンパルシー(Honeymoon Palsy)と呼ばれ、腕のしびれや感覚の鈍さ、手首や指の動きに影響を与えることがあります。
橈骨神経麻痺とは?
橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)は、腕の橈骨神経が圧迫されることによって生じる神経障害です。
この神経は、頸椎から出たあと肩から腕を通り、手首や指先まで走行しています。
手首を反らしたり、指を伸ばす動き、腕や指の感覚を支配しています。
橈骨神経麻痺の主な原因
①長時間の圧迫
腕枕や不適切な姿勢での睡眠などで、上腕部の神経が圧迫されて起こる。
②外傷
骨折や打撲による直接的な神経損傷。
などが多いとされています。
橈骨神経麻痺の症状
①感覚障害
親指側の手の甲や指にしびれや感覚の鈍さが生じる。
②運動障害
手首や指を伸ばすことができなくなる下垂手、下垂指といった状態になる。
などが挙げられます。
橈骨神経麻痺の対策
外傷などが原因で起こるものは防ぎようがないため、ここでは長時間の圧迫による橈骨神経麻痺の対策についてお話します。
①腕枕を避ける
長時間の腕枕は避け、代わりにクッションや枕を使用しましょう。
②睡眠時の姿勢の改善
寝るときの姿勢を工夫し、腕に過度な圧力がかからないようにしましょう。
特に横向きで寝る際には要注意!
広いスペースを確保し上手く寝返りをうてるようにしましょう。
③定期的な体位変換
長時間同じ姿勢で寝ないように、定期的に体位を変えましょう。
ドラマなどに集中してしまいずっと横向きだった、休日なので横向きでボーっとしていたなど横向きで同じ体勢でいることは避けましょう。
ひどいと回復までに数か月かかることもあります。
ご注意ください!