腕に痛み、しびれ、重だるさがある!
こんにちは!
方南町ふれあい整骨院です!
今回は胸郭出口症候群について話していきたいと思います。
胸郭出口症候群の概要
胸郭出口症候群は、腕に向かう神経(腕神経叢)や血管(鎖骨下動脈・静脈)が、
胸郭出口と呼ばれる狭い通路で圧迫されることで生じます。
また、20歳から40歳ぐらいまでの痩せたなで肩の女性の発症率が高く、
全体の6割を占めているともいわれています。
男性では筋肉質の人に起こりやすいとも言われています。
胸郭出口は、以下の3つに分類されます。
- 斜角筋隙:前斜角筋と中斜角筋の間
- 肋鎖間隙:鎖骨と第1肋骨の間
- 小胸筋下間隙:小胸筋と胸壁の間
- 3つの中からいずれかが圧迫などにより虚血が起こり症状が引き起こります。
主な原因
- 姿勢不良(猫背、巻き肩)や筋肉の過緊張(斜角筋、小胸筋など)
- 外傷や反復動作(スポーツ、重労働)、頸肋(先天的な肋骨の異常)
- などが挙げられます。
症状
- 上肢のしびれ、痛み、脱力感
- 手の冷感、首や肩のこり、頭痛
- 長時間の腕の挙上で症状悪化することもあります。
姿勢改善と生活指導
- ・デスクワーク時の姿勢を見直す(モニターの高さ、椅子の調整)
- ・スマホやPC使用時の巻き肩や前傾姿勢を避ける
- ・睡眠時の枕の高さや肩の圧迫を減らす工夫をする
改善方法
- 斜角筋・小胸筋のストレッチ:筋緊張を緩和し、神経・血管の通過を改善を図ります。
- 肩甲骨周囲筋の強化:僧帽筋、菱形筋などを鍛えることで肩の安定性を向上が向上します。
- 胸郭の可動性向上:胸椎のモビリティを高めることで姿勢改善に繋がります。
もし腕が痛くてしびれてだるいなどといった症状でお悩みでしたら
胸郭出口症候群かもしれませんのでお気軽に治療を受けてみてください!
お身体の不調でお悩みでしたら、ぜひふれあい整骨院までご相談ください!