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「奥まで刺さるのが怖い…」鍼の深さと体への影響とは|ふれあい整骨院コラム

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「奥まで刺さるのが怖い…」鍼の深さと体への影響とは”を解説

「奥まで刺さるのが怖い…」鍼の深さと体への影響とは

鍼治療に興味はあるものの、「あんなに細い針が体の奥まで刺さるの?」「内臓や神経に当たったりしない?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、鍼治療で使用される鍼の深さは部位や症状によって適切に調整されており、国家資格を持つ鍼灸師が安全性に配慮して施術を行うため、過度に心配する必要はありません。

実際には、皮膚の浅い部分に刺激を与える施術も多く、「思ったより浅かった」「ほとんど痛くなかった」と感じる方も少なくありません。

一方で、施術部位によっては深めに刺すケースもあり、筋肉へしっかりアプローチすることでコリや痛みの改善を目指す場合もあります。

この記事では、鍼はどのくらいの深さまで刺すのか、深く刺す理由、体への影響、安全性、痛みとの関係についてわかりやすく解説します。

【結論】鍼を刺す深さは数ミリ〜数センチ!体の部位や目的によって変わります

【結論】鍼を刺す深さは数ミリ〜数センチ!体の部位や目的によって変わります

鍼を体に刺す深さは、一概に「何センチ」と決まっているわけではなく、数ミリ程度から深い場合で数センチまでと幅があります。

この深さは、施術する体の部位、対象となる筋肉やツボの位置、そして何を目的として施術を行うかによって大きく変わります。

施術者はこれらの要素を総合的に判断し、一人ひとりに合わせて最適な深さで鍼を刺しています。

浅い鍼と深い鍼、それぞれの目的と効果の違いを解説

浅い鍼と深い鍼、それぞれの目的と効果の違いを解説

鍼治療では、刺す深さによってアプローチする組織が異なり、それによって得られる効果も変わってきます。

浅い鍼は主に皮膚やそのすぐ下にある組織に作用し、深い鍼は筋肉の奥深くにあるコリなどを直接刺激します。

どちらが良いというわけではなく、症状や体質に合わせて適切な深さを選択することが重要です。ここでは、それぞれの目的と効果の違いを見ていきましょう。

皮膚のすぐ下にアプローチする浅い鍼の主な効果

皮膚の浅い部分には、痛みや温度などを感知するセンサー(受容器)が豊富に存在します。
浅い鍼でこの部分を優しく刺激すると、血行を促進させたり、自律神経のバランスを整えたりする効果が期待できます。

顔への美容鍼や、自律神経の乱れからくる不調、表面的な血行不良の改善などに用いられることが多く、リラックス作用も得やすいのが特徴です。

筋肉の奥深くにあるコリにアプローチする深い鍼の主な効果

慢性的な肩こりや腰痛の原因は、体の奥深くにある筋肉(インナーマッスル)が硬くなっていることが少なくありません。

深い鍼は、マッサージなどでは届きにくいこれらの深層筋に直接アプローチし、頑固なコリや痛みの原因を根本から緩めることを目的とします。

例えば、腰痛の原因となりやすい大腰筋のような深部の筋肉を狙うことで、高い鎮痛効果が期待できます。

【部位・症状別】鍼を刺す深さの目安を紹介

【部位・症状別】鍼を刺す深さの目安を紹介

鍼を刺す深さは、体の場所によって皮膚の厚さや筋肉、脂肪のつき方が全く異なるため、部位ごとに細かく調整されます。
安全かつ効果的な施術を行うには、解剖学的な知識に基づいた的確な刺し方が不可欠です。
ここでは、代表的な部位における深さの目安を紹介します。

顔への美容鍼:皮膚が薄いため数ミリ単位での繊細な施術

顔や頭の皮膚は非常に薄く、その下にある表情筋も繊細です。
そのため、美容鍼などで顔に施術する際は、数ミリ程度の非常に浅い刺入が基本となります。

使用する鍼も髪の毛ほどの細さ(直径0.10mm〜0.16mm程度)のものが選ばれ、ごくわずかな刺激で血行を促進し、肌のターンオーバーを整えたり、リフトアップを図ったりします。

肩・首のコリ:筋肉の層を見極めて深さを的確に調整

肩や首は、僧帽筋や肩甲挙筋など大小さまざまな筋肉が何層にも重なっています。

表面的なコリであれば浅めの鍼で十分ですが、慢性的なひどいコリの場合は、原因となっている深層の筋肉に届かせるため、1センチから数センチの深さまで刺すことがあります。
施術者はどの筋肉が原因かを見極め、的確な深さにアプローチします。

腰・お尻の痛み:脂肪や筋肉が厚い部位には少し長めの鍼を使用

腰やお尻周りは、体を支える大きな筋肉や脂肪が厚くついている部位です。
そのため、坐骨神経痛や慢性腰痛の原因となる深層の筋肉にアプローチするには、他の部位よりも長く太い鍼を使用し、数センチの深さまで刺すことが一般的です。

特に殿部の筋肉は分厚いため、しっかりとした刺激が必要になる場合があります。

鍼を深く刺しても安全?内臓や神経を傷つけない理由

鍼を深く刺しても安全?内臓や神経を傷つけない理由

「鍼を深く刺して、内臓や神経を傷つけることはないのか」という点は、多くの方が不安に感じる部分です。

特に背中への施術では、肺を傷つけてしまう気胸のリスクが理論上ゼロではありません。

しかし、専門的な知識と技術を持つ施術者であれば、危険な部位を正確に把握し、安全に施術を行うことができます。

国家資格を持つ鍼灸師が解剖学の知識に基づいて施術するため

鍼灸師は、3年以上の専門教育を受け、解剖学や生理学、病理学などの医学知識を修得した上で国家試験に合格した専門家です。

体内の臓器や神経、血管がどこにどのように走行しているかを熟知しているため、危険な部位を避けて安全に鍼を刺すことができます。
体の構造を理解しているからこそ、深いアプローチも可能になります。

体の構造を熟知し、危険な箇所を正確に避けているため

鍼灸師は、施術前に丁寧な問診や触診を行い、一人ひとりの体の状態を正確に把握します。
その上で、鍼灸の専門知識に基づき、内臓や太い神経・血管が存在する危険な箇所を正確に避けて施術を行います。

例えば、肺がある背中上部に鍼を打つ際は、刺す角度や深さに細心の注意を払うなど、常に安全を第一に考えた手技が徹底されています。

鍼の深さと痛みは比例しない?「ズーン」と感じる響きについて

「深く刺すほど痛い」というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
鍼による痛みは、深さよりも刺すときの技術や、鍼が当たる場所によって感じ方が異なります。

鍼治療では、「響き(ひびき)」と呼ばれる特有の感覚があり、これはツボや筋肉の硬結(コリ)に鍼が当たったときに生じるものです。

鍼特有の「響き」は筋肉のコリに当たっている正常な反応

鍼を刺したときに感じる「ズーン」「ジーン」といった重だるいような感覚は「響き」と呼ばれ、鍼が的確に筋肉のコリやツボに当たっているサインです。

これは神経を傷つけた痛みとは異なり、むしろ効果が出ている証拠ともいえます。
この響きを心地よいと感じる人もいれば、少し苦手と感じる人もいますが、筋肉が緩むにつれて感覚も和らいでいきます。

もし施術中に強い痛みを感じたらすぐに施術者に伝えましょう

鍼治療中に「チクッ」とするような鋭い痛みや、電気が走るような強い痛みを感じた場合は、我慢せずにすぐに施術者に伝えてください。鍼が毛細血管や知覚神経の末端に偶然触れてしまった可能性が考えられます。

すぐに鍼の位置を調整したり、刺し直したりすることで痛みは解消されるため、安心して施術を受けるためにも遠慮なく申し出ることが大切です。

鍼を刺す深さに関するよくある質問

ここでは、鍼の深さに関して、鍼灸治療が初めての方からよく寄せられる質問にお答えします。
不安な点や疑問点を解消し、安心して施術を受けていただくための参考にしてください。

初めてで怖いのですが、浅めに刺してもらうことは可能ですか?

はい、可能です。
鍼を刺す深さは、ご本人の希望や体質に合わせて調整できます。

初めてで不安な方や刺激に敏感な方には、髪の毛ほどの細い鍼を使ったり、ごく浅い刺激から始めたりしますので、カウンセリングの際に遠慮なくお申し付けください。

鍼が体の中で折れたり、抜けなくなったりする危険はありませんか?

基本的にありません。
現在の鍼は高品質なステンレス製で、非常にしなやかです。

また、衛生面から使い捨てのディスポーザブル鍼が主流であり、耐久性の問題もありません。

施術中に無理な体勢をとらない限り、体内で鍼が折れる心配はまずないでしょう。

症状改善の効果を実感するには、どのくらいの深さが必要になりますか?

症状や原因によって最適な深さは異なります。

自律神経の乱れが原因なら浅い鍼で、慢性的な筋肉のコリが原因なら深い鍼でアプローチするのが効果的です。

鍼を刺して5分程度置くだけでも効果は期待できるため、一概に深さだけで効果が決まるわけではありません。

まとめ

鍼を刺す深さは、数ミリから数センチまでと様々で、体の部位や症状、施術の目的によって国家資格を持つ鍼灸師が的確に判断し、調整しています。

浅い鍼には自律神経を整える効果が、深い鍼には深層筋のコリをほぐす効果が期待できます。

解剖学的な知識に基づき、内臓や神経を避けて安全に施術が行われるため、過度な心配は不要です。不安な点があれば、施術前に鍼灸師に相談しましょう。

記事監修|ふれあい整骨院 院長 櫻井 相徳

記事監修|ふれあい整骨院 院長 櫻井 相徳

資格

  • 柔道整復師
  • 鍼灸師

主な治療

  • 整体
  • 骨格矯正
  • 運動療法
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