ストレスが引き起こす首痛とその対処法|ふれあい整骨院コラム

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ストレスが引き起こす首痛と対処法

ストレスが引き起こす首痛と対処法

ストレスは自律神経のバランスを崩し、体にさまざまな不調を引き起こします。首痛もその不調のうちの一つです。

本コラムではストレスが首痛を引き起こす原因と、その対処法について詳しく解説いたします。過度なストレスや首痛でお悩みの方は、ぜひご参考にしてください。

ストレスはなぜ首痛を引き起こすの?

首は常に頭部の重さを支える部分です。そこに、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、悪い姿勢、そしてストレスなどの負担が加わると、筋肉にコリや張りが生じ、首痛につながっていきます。

ストレスは2つのルートで血行不良を引き起こし、首痛を生じさせます。

1つ目は交感神経の興奮による血管収縮です。2つ目はストレスを受け取った脳からの信号で生じる血行不良です。ストレスを感じた脳は、筋肉を緊張させる指令を出します。この筋肉の緊張により、血管が圧迫され血流量が減ってしまいます。

なお、ストレスを起因とするのは首痛だけではありません。ストレスは全身の血行不良を引き起こすため、身体のさまざまな不調の原因となります。また、首痛により首の筋肉の機能を後頚部や肩周辺の筋肉で補っていると、肩こりや頭痛の併発にもつながります。

ストレスによる首痛の対処法

ストレスによる首痛の主なセルフケアは次の通りです。

  • ・姿勢の改善
  • ・こまめなストレッチ
  • ・首や肩を温める

姿勢の悪さは体にかかる負荷に偏りを生じさせるため、慢性的な首痛、そして肩こりや腰痛などの原因になります。まずは意識的に正しい姿勢をとるよう心がけましょう。また、片方の足だけに体重をかけることや、片方の肩のみに重さがかかる肩掛けバッグの使用も避けてください。

首痛の改善には、こまめなストレッチも有効です。筋肉の緊張をほぐし、血行促進効果が期待できます。冷えは血管を収縮させて血行不良を悪化させるため、首や肩周りはできるだけ温かくしておきましょう。肩掛けやカイロなども活用してください。

首痛が強い場合は無理に動かしてはいけません。まずは市販の消炎鎮痛剤の内服や、湿布などの外用剤を使って様子を見ましょう。しびれなど、ほかの症状がある場合や、市販薬での改善が見られない場合は医療機関を受診してください。

整骨院では、一人ひとりの首痛の症状にあわせて姿勢矯正やマッサージ、ストレッチ、整体などの施術を行っています。ストレスによる慢性的な首痛でお悩みの場合は、セルフケアに加えて整骨院でのメンテナンスもぜひご検討ください。

Q1:自律神経を整える方法は?
A1:自律神経は背骨に沿っており、背中のストレッチを中心にすると効果的といわれています。そのほか、生活リズムを整えたり、リラックスする時間を作ったりすることも有効です。
Q2:ストレス対策によい食べ物はある?
A2:バナナや牛乳、お肉など、トリプトファンを含む食材がストレス対策によいといわれています。トリプトファンは必須アミノ酸の一つで、「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内物質セロトニンの原料です。ただし、トリプトファンはビタミンB6をはじめとするほかの栄養素の助けを借りてセロトニンとなるため、バランスのとれた食事を摂ることをおすすめします。
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